単身赴任が決定!転勤の内示から赴任地で住み始めるまでの流れ。|住民票を移すことに

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単身赴任が決定!何をすればいいのか?最低限の流れを覚える。

はじめての単身赴任。
「まだ気持ちの整理がついてない」
「地元を離れるのは抵抗がある」

なによりも単身赴任のために何をしたらいいのか。。。

こんなお悩みを解決します。
私も最初は同じ気持ちでした。

最初の単身赴任、
本当にどうしたらよいのか
わからないですよね。

しかも上司からは
「まだ内示だから、総務や他の人に相談するのは待ってくれ」
と言われる始末。

誰にも相談できないって。どうしたらいいんだ。。。

\この記事はこんな人にオススメ/

・転勤の内示を受けた人
・転勤の内示を受けて単身赴任で過ごすと決めた人
・単身赴任を不安に思ている人
・これからどうしたら良いのかわからない人

私が会社から転勤の内示を受けた時の状況はこんな感じでした  >>>こちらから

大丈夫です!

まずは、
『転勤の内示から赴任地で住み始めるまで全体の流れ』
を把握するところから始めましょう。

やることがわかると
少しは気分が楽になります。

仕事と同じで
作業の見える化。
可視化が大事です。

この記事を書いた人

「単身赴任guide+」の運営者

  • 国内だけでなく海外も含め7回の転勤を経験
  • 海外赴任の際は単身赴任を選択
  • 現在は国内で単身赴任生活を継続中
▼プロフィール
目次

会社の制度と担当者 転勤に関わる申請書類を確認する

会社の机で、単身赴任に必要な情報と資料の確認をしている
出典:O-DAN イメージ 必要書類・打ち合わせ

転勤や単身赴任で利用できる制度や手当を確認します。会社の就業規則を確認することが大事です。

私の場合は毎月の手当として「単身赴任手当」と「一時帰省旅費手当」があります。

2重生活となるので、手当についてはしっかり確認したいところです。

新居を決めるにも家賃補助があるのか、部屋数や間取り平米数に制限があるのか細かいところまで確認をしてください。

~ 会社に確認すること ~
  • 転勤や単身赴任で利用できる制度の確認
  • 赴任準備手当の確認
  • 家賃補助の確認
  • 光熱費補助の確認
  • 大物家具はレンタルしてもらえるのか確認
  • 新居の家具や小物を用意する補助があるのか確認
  • 寮や社宅があるか確認
  • 引越しに関する流れを確認(見積から支払いまで会社が実施)
  • 引越し当日の旅費や前泊移動が可能か確認
  • 転勤休暇があるのか確認
  • 会社の申請書類の確認(住所変更・財形・通勤や定期)
  • 転勤に伴う総務担当者の確認

2重生活になります。手当は必ず確認しましょう。把握していなと家計を圧迫することに。

赴任先の新居を探す

赴任先、一人暮らしの部屋の風景。勉強机とタンス。
出典:photoAC イメージ 一人暮らしの部屋

内示を受けた段階では、総務担当者もあなたが転勤することを知らないかもしれません。その場合、先に自分で新居を探して物件のイメージを持つことが大切です。赴任先の環境や物件の相場観を把握しておきます。

~ 新居を探すポイント ~
  • Googleマップを使用して赴任先の環境を確認
  • スーパーやコンビニなど生活環境を確認
  • SUMOなどの物件情報を確認
  • 3件ほどの物件候補を決めておく
  • 家賃補助額により選択に変化が
  • 単身赴任生活において何を優先するかを考える

賃貸選びや引っ越しに時間がない単身赴任者には、レオパレスがオススメです。家具付きでオンラインで完結できます。

家具家電付きだから引越準備がラクラク!【レオパレス21】

 住まい探しは以下を参考にしてみてください。

新居の内見は大切だから必ず行う

忙しい業務の合間で内見をすることが大切です。会社によっては業務として内見が許される可能性があります。上司に確認し相談してみてください。

~ 内見のポイント ~
  • 内見の予約を不動産屋に依頼
  • 日当たりは問題ないか確認
  • 家具を置いた場合のイメージを確認
  • 備え付けの設備を確認
  • 窓の数とサイズを計測(カーテンのため)
  • 携帯電話の電波状況の確認
  • 生活環境、スーパーやコンビニの確認
  • 騒音発生の確認
  • 交通の利便性の確認
  • 物件の契約をする

一応印鑑を用意して内見に行ってください。必要になるかもしれません。

 内見するときに便利な「住まい探しポイントチェックシート」はこちらの記事から。

新居が決まったら引越し荷物を考える

悩んでいる男性
出典:O-DAN イメージ 引越しの荷物量を考える

引越し業者を決める前にある程度の荷物量をイメージしておきます。引越し業者に見積もりをとる際に、荷物の量を質問されます。

~ 引越し荷物のカテゴリー ~
  • 家電
  • 家具
  • キッチン用品
  • 食器類
  • 洗濯用品
  • バス,洗面用品
  • トイレ用品
  • 衣類
  • その他

私の場合、節約のために自炊をする調味料も引越し前に用意しました。

引越し業者を決める

私の場合は、2つのケースがありました。

  • 引越し業者は自分で手配する。2社以上の相見積もりをとり安い方を選択。(10年前の転勤のケース)
  • 総務が引越し業者を手配する。(直近の転勤のケース)

引越しの見積りをとるなら「引越し一括見積サービス」を利用しましょう。全国にある何百社の引越し料金を比較し、面倒な手間を省き、費用を抑えることができます。

転勤以外でも「引越し一括見積サービス」を利用したことがありますが、新居への引越しの際には、一番高い業者と一番安い業者の差は10万円以上ありました。これには驚きです。

引越し業者と打ち合わせを行う

「引越し一括見積サービス」で引越し業者を決定したら、引越し業者と電話で打ち合わせを行います。どれぐらいの物量があるのか、特に家電や家具はあるのか。ダンボールの数については、衣類や小物類の量から引越し業者が判断し決めてくれます。

もし引越し費用が会社負担であれば、ダンボールは多めに貰っておきましょう。
新品のダンボールは新居での節約生活に活用できます。

私の場合、ダンボールをタンスの代わりにしたり、ゴミ箱、ヨガマットとして活用しています。何年になるかわからない単身赴任。余計な出費や荷物量を抑えたいです。

荷造りを始める

引越し荷物のダンボールが積み重なっている
出典:O-DAN イメージ 引越し荷物

なんでもいいので、どんどんダンボールに詰めていく。これは間違いです。以下のポイントをおさえてダンボールに詰めていきましょう。

~ ダンボールに詰めるときのポイント ~
  • 新居で開梱したときのイメージをする
  • すぐに使用しないものから詰めていく
  • ダンボールごとに荷物の種類をまとめる
  • 割れ物は新聞紙や緩衝材で保護する
  • ダンボールに何を入れたか、上面と側面に書く

「すぐ使う用のダンボール」を1つ作ることがオススメです。引越し当日から次の日の朝に使うものを入れます。トイレットペーパーも忘れずに。

初めての単身赴任 役場,役所で行う手続き

役場や役所での手続き書類
出典:O-DAN イメージ 役所,役場の手続き書類

引越し前「現住所での役所,役場の手続き」

役所、役場の手続きは、引越し日の14日前からできます。

・転出届
・世帯主変更届
・印鑑登録の抹消
・児童手当の住所変更手続き

※住宅ローン控除について
結論、単身赴任であれば手続きは必要なく、継続して住宅ローン控除を受けられます。
住宅の所有者が単身赴任になった場合、家族が住み続けることで「所有者が居住しているもの」として扱われます。

※住民票を移動させなくてもいい場合
・単身赴任の期間が1年以内と決まっている場合
・週末など家族の住む家に戻り、単身赴任先が仮住まいである場合
 ※この場合、役所・役場での手続きは不要です。

引越し後「新居での役所,役場の手続き」

引越し後、14日以内に役所・役場で手続きを終える必要があります。

・転入届
・マイナンバーの住所変更
・児童手当の認定申請
・免許証の住所変更手続き(警察署)

新居でのライフラインの開栓を予約

ライフラインのガスコンロに火がついている
写真:ライフライン・ガスコンロ

引越し前「持ち家」で家族が住み続けるため必要な手続きはない

持ち家のライフラインについては家族が住み続けるため、必要な手続きはありません。しかし、新居でのライフラインの手続きが必要です。

新居でのライフラインの手続きは、必ず引越し前に手続きをすることが必要です。引越し日が決まったら、引越し先のライフラインの会社に連絡し開栓の予約をします。

ライフライン手続き先手続き方法開栓時の立会い用意するもの
水道引越し先の水道局電話不要新住所・電話番号
電気引越し先の電力会社電話
インターネット
不要新住所・電話番号
ガス引越し先のガス会社電話
インターネット
必要新住所・電話番号
インターネット関係回線事業者
プロバイダー
電話
インターネット
必要新住所・電話番号
(警備会社)管理警備会社電話必要新住所・電話番号
表:引越し先でのライフライン手続き

各ライフラインの手続き先がわからない場合は、不動産屋や仲介業者に連絡をとり教えてもらいます。

引越し当日 ライフライン開栓のスケジュールをイメージする

新居でのライフラインの開栓の依頼は引越し業者とラップしないように設定したほうが良いです。

引越し当日の流れはこんな感じ

STEP
持ち家から → 新居へ移動 「??分」

鍵渡しの時間から逆算して移動

STEP
新居で不動産屋 or 仲介業者から鍵を受け取る(契約開始日に鍵受け取り可能)「5分」

不動産屋 or 仲介業者の担当者の携帯番号を確認

STEP
新居内で重要事項説明を受けて書類作成をする 「60分」

筆記用具、印鑑が必要 移動時のカバンに入れておく

STEP
アパートの近隣の方にお土産を渡し挨拶をする 「15分」

単身赴任なら必要ないのかもしれません

STEP
引越し搬入 「60分」

ガスのライフライン開栓はガスコンロが必要になるため、引越しを先に済ませる

STEP
ライフラインの開栓 「30分」

ガス会社の人が開栓のため新居に訪問・契約手続き・取扱い方法を説明

引越し業者は予定している時間より早く来ようとすることもあるので、時間に余裕をもって引越し搬入前のスケジュールを組んだほうがいいです。

派遣元会社での挨拶まわり

お世話になった人へ男性がスピーチ
写真:お世話になった部署での挨拶

前職でお世話になった人には必ず挨拶をしていきましょう。

異動先でもお世話になることは少なからずあります。

スピーチ内容を考えておいたほうが良いです。

~ 異動のスピーチ例文 ~
皆様、今まで大変お世話になり有難うございました。
この度、〇月〇日付で△△部署に異動することになりました▢名前▢です。
この部署で皆様と一緒に働けた経験は、私にとって大きな糧になりました。
これまでの経験を活かして新たな部署でも力を発揮できるように頑張っていきます。
異動後も、こちらの部署と関わりがあるかと思いますので、その際はよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。 

お客様やお得意先の方にメールすることも忘れないでください。

引越し搬出(自宅)

引越し業者が荷物を取りに来るので立ち合いが必要です。引越し業者に指示を出しながら進めます。引越しする荷物は事前に全て把握しておくようにしましょう。忘れ物がないように。

自転車を積み込むことを忘れないようにしてください。

新居へ移動し不動産屋から鍵を受けとる

新居の家と鍵。
写真:不動産、管理会社からの鍵渡し

新居で不動産屋 or 管理会社から鍵を受け取ります。
そのまま新居内で重要事項説明を受けて書類作成をする。
印鑑は引越し荷物にいれないこと。

引越し搬入(新居)

「しっかり荷物は届くだろうか?」「搬出のときは妻がいたけど搬入は一人で大丈夫だろうか?」と心配になると思います。人に指示を出すのは大変ですが、遠慮せずに指示を出しましょう。引越し業者も曖昧な指示だと迷ってしまいます。

「これはココ!」
「あっ!違う!そっちに置いてください」
「この家具もう少しずらして!」
こんな具合に恥ずかしがらず!

ライフラインの開栓

ガスの開栓には必ずガス会社の立ち合いが必要です。新居が決まり、引越し日が決定した時点で予約を行いましょう。水道や電気は通常立ち合いなしで直ぐに使用可能です。

鍵渡しから、引越し搬入、ライフラインの開栓まで1日の流れをイメージしてください。引越ししながらガス会社の対応は面倒ですよ。

引越し後「新居での役所・役場の手続き」

引越し後、14日以内に役所・役場で手続きを終える必要があります。

・転入届
・マイナンバーの住所変更
・児童手当の認定申請
・免許証の住所変更手続き(警察署)

荷物の搬入が終わったら完了ではありません。
一番大事な役所での手続きを終わらせましょう。

赴任先での挨拶

新しい職場で挨拶。新たな会社の仲間と握手をしている
写真:新しい職場での挨拶

最初は、お菓子のお土産を持参しましょう。そして異動する部署の人数分以上のものを選びます。余ったお菓子は女性が嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれるので、その場の雰囲気も和むでしょう。これは私が7回転勤を経験した最も必要な対応です。

そして赴任先での最初の挨拶がとても肝心です。ここをミスするわけにはいきません。赴任先での挨拶のポイントは4つです。

~ 赴任先での挨拶のポイント ~
  • 言葉遣いに気を付ける
  • しっかり前を向いて親しみを込めてリラックスした雰囲気で話す
  • 今後の抱負を少し入れる
  • しっかり前の日にスピーチの練習をする

~ 赴任先のスピーチ例文 ~
おはようございます。
〇〇の△△部◎◎グループから来ました▢名前▢です。
◎◎グループでは、主に『簡単に前部署の仕事内容を紹介』『特別な内容があればアピール(私の場合は海外の駐在経験)』していました。
こちらの本社で、◎◎グループに配属となります。
今までの知識や経験を活かし、『具体的な仕事内容』業務を学び、この部署に貢献できればと思います。
私事ですが、この●●市は魚が大変美味しいと聞いています。
趣味として釣りを初めて見ようかと思っています。本日からよろしくお願いいたします。

スピーチの練習をしましょう。スピーチに自信がもててスムーズに話すことができますよ。 

まとめ|転勤が決まったら、やることがいっぱいある!

単身赴任者が「転勤の内示から赴任地で住み始めるまでの流れ」をご紹介しました。かなりやることが多いと思いますが、後回しにせずに1つ1つ完了させていくことが重要です。転勤の内示から赴任地で住み始めるまでの流れを最低限イメージしておくことが大切です。

転勤が決まって大変かと思いますが、この記事が少しでもあなたの単身赴任の手助けになればと思います。

以上です。

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